ラオスの田舎の村に行って、
国連WFPのサポートプログラムを取材した時に、 国連WFPの仕事は、
飢餓状態の人たちを救っているだけじゃないことを知った。
食料を届けるだけじゃなく、食料と引き換えに、
村民に労働をお願いして、橋や道路やため池をつくっているのだ。
村に用水路やため池ができれば安定的に農作物が生産できる。
養殖池のナマズは子どもたちの学校給食にすることができる。
村民が産業の基礎を手に入れれば、
国連WFPのサポートもいつか必要なくなるだろう。
豊かな国と貧しい国の間では、産業の生産性の差が大きく違う。
開発途上国の場合、1人当たりの製造業の付加価値はアメリカの40分の1程度。
途上国での産業を力強く育てることが、
地球の未来を明るく照らすことにもなる。
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