カツオ漁船に乗って伊豆諸島の鳥島沖までスキューバダイビングに出かけたことがある。
移動中、僕らダイバーはビン、缶、ペットボトルなどのごみをしっかり分別してビニール袋に詰めておいた。
ところがある日、それを見つけた船長が「船の上はきれいにしなきゃダメじゃないか!!」と怒って、ごみ袋をそのまま海に投げ込んでしまったのだ。
この行動には唖然としてしまった。
海の恵みで生きている漁師がこれじゃどうしようもない。
人間は毎年数億トンもの廃棄物を海や川に捨てている。
2018年、日本近海での明らかな海洋汚染は414件。
そのうち油による汚染は283件。
海は強くて、なんでも解決してくれるという時代は終わった。
これからは、人間が海を救う番なのだと思う。
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